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Orchestrator管理者のためのミドルウェア運用設定ガイド Ⅱ ~Elastic Stack, HAA/Redis, Load Balancer 編~
本記事では『Orchestrator管理者のためのミドルウェア運用設定ガイド Ⅱ ~Elastic Stack, HAA/Redis, Load Balancer 編~』の初版を紹介します。
本ガイドは 「UiPath Orchestrator(以下、OCと略記)の運用・保守に従事する管理者」 を読者として想定しており、OC稼働のための任意の構成要素(ソフトウェア)であるミドルウェア:
Elastic Stack(特にElasticsearch 〈以下、ESと略記〉, Kibana, curator)
Redis(UiPath High Availability Add-on 〈以下、HAAと略記〉, Redis Enterprise, Redis OSS)
Load Balancer(以下、LBと略記)
に対して推奨される設定項目、監視観点などのベストプラクティスを解説しています。 本ガイドで紹介している設定には優先度として「高」と「低」のいずれかが割り振られています。
「優先度:高」は、OCや各ミドルウェアのパフォーマンスや運用に影響を与える可能性が高い設定ですが、未設定でもOCや各ミドルウェアの機能そのものは損なわないことを意味します。
「優先度:低」は、OCや各ミドルウェアのパフォーマンスに与える影響が軽微であることを意味します。また、最適な設定はお客様のOCや各ミドルウェアの構成環境・利用方法に依存するため、「優先度:低」に設定されている項目は弊社として現時点で一意な推奨設定をご提案することが難しい項目も含まれます。 対象読者には以下の知識を有していることを前提としています:
Linux OS(特にCentOS, RHEL)の実務経験レベルの知識
コンピュータの仕組みに関する一般的な知識
TCP/IPネットワークについての一般的な知識
Elastic Stack(特にElasticsearch, Kibana), Redis, Load Balancerに関わる一般的な知識。
なお、本ガイドは弊社Webガイドやミドルウェア開発元の公式ページと整合性を取るよう細心の注意を払っておりますが、万が一内容に矛盾がある際は公式ページの内容をご参照ください。また、内容は予告なく不定期で変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。本ガイドで提示されている設定は、記載されている回避策を管理者が自己の判断で使用することを前提に提供されているものであり、自己の責任においてご使用ください。
『Orchestrator管理者のためのミドルウェア運用設定ガイド Ⅱ』は下記の画像リンクからダウンロードできます。
Topics:
OrchestratorTeam, UiPath