2021年5月28日
~UiPath社による調査において、米国のオフィスワーカーは自分の役割が停滞していると感じており、週に5時間を平凡な作業に費やしていると回答~
本資料は、2021年5月20日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳版です。
ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社は本日、世界のオフィスワーカーを対象にした調査結果から、全体の3分の2(67%)が日々の業務にて同じ作業を何度も繰り返していると感じていることが明らかになりました。この『2021 Office Worker Survey』(2021 年オフィスワーカー調査)によれば、回答者は、自動化できると思う仕事に平均で週4時間半を費やしていると答えています。そのうちの68%が、日常業務に新たな職責を組み込む方法を探る時間がもっと欲しいと考えており、58%の回答者が、現在の仕事では自分が望む創造性を発揮できないと回答しています。
UiPath社によるこの調査では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴い在宅勤務をしているオフィスワーカーを対象に、この1年で自分の役割がどのように変化したか、また今後自分の役割がどのように進化していくと考えているのかを尋ねました。
世界のオフィスワーカーの59%、米国のオフィスワーカーの70%が、完了までに時間を要する数多くの仕事を抱えているために、効率的に顧客をサポートすることができないと考えています。世界のオフィスワーカーが自動化したいと考えている作業のうち、最も回答が多かったものは、以下のとおりです。
電子メール(60%)
データ入力/データセットの作成(59%)
コールやミーティングのスケジューリング(57%)
UiPath社の学習担当シニアバイスプレジデントのトム・クランシー(Tom Clancy)は、次のように述べています。「従業員がより仕事に集中できる環境を求めていることは、特に驚くようなことではありません。企業にとって、より充実した活力ある従業員を生み出すために、自動化や他のデジタル技術のトレーニングを行い、活用を促すことは必須の要件です」
世界の回答者の40%が、それぞれの雇用主が2021年に自動化ソフトウェアへの投資を増やしたと回答。世界の回答者のうち、自動化ソフトウェアへの投資が初めてだと回答した割合は4分の1で、全地域で最も回答者数が多かった米国では、36%が、今年自社が初めて自動化ソフトウェアに投資したと回答しています。インドおよびシンガポールは、既存の自動化ソフトウェアのスケールアップをしている企業の割合が最も高く、インドが51%、シンガポールが44%でした。
回答者の44%が、過去1年の間に自動化のトレーニングを受けており、そのうちの91%が、自動化によって仕事のパフォーマンスが向上したと答えています。米国では、自動化のトレーニングを受けた割合は52%、仕事のパフォーマンスが大幅に向上したと回答した割合は94%でした。将来のキャリアを考えたとき、世界のオフィスワーカーの63%が、キャリアアップにおいて自動化スキルが必須であると答えており、これは、すべての年齢層とキャリアパスの段階に共通しています。
DXは働き方の未来を変えつつあり、回答者の65%が、自分の仕事は今後10年で進化する可能性があると答え、76%が、スキルアップの機会が仕事の安定につながると考えています。これらの調査結果は、従業員が自動化のポテンシャルを活用してワークフローを改善できるようにするためのトレーニングの必要性をあらためて浮き彫りにしています。
オフィスワーカーの82%が、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴う在宅勤務期間中に新しいスキルを習得したと回答しており、過半数(55%)が、この間にスキルセットが向上したと回答しています。また、回答者の72%が、パンデミックが始まった頃よりも今の方が仕事に自信を持っていると回答し、63%が、新しいスキルを身に付けることに自信を持っていると回答しています。
トレーニングは従業員の維持に貢献 ―― 84%が、雇用主が従業員のテクノロジースキルの向上に取り組むことで、企業全体が向上すると考えています。また、オフィスワーカーの73%が、新しいスキルを学ぶ機会や現在のスキルを高める機会を提供してくれる企業であれば喜んで働き続けたいと回答しています。自分の業務に活かすために、プライベートの時間に新しいスキル習得のためのクラスを受講したり独学したりしていると答えたオフィスワーカーは、3分の2に上ります。
キャリアップのためにどのようなスキルを最も身に付けたいのかを含め、スキルを身に付けるトレーニングの機会が仕事に対する態度へどのように影響するのかを明らかにすることを目的にした『2021 Office Worker Survey』は、米国、英国、フランス、ドイツ、インド、シンガポールの4,500人のオフィスワーカーを対象に、2021年3月に実施されました。
以上
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