2021年7月15日
ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は本日、非営利団体を対象とした自動化支援プログラム「UiPath DX Rocketプロジェクト」をテクノロジーパートナー企業5社と共同で開始することを発表しました。
少子高齢化や労働人口減少、ライフスタイルの多様化などにより、子育てや教育に関わる社会課題も多様化・複雑化する現代においては、非営利団体の担う社会的な役割は以前にも増して、より重要なものとなってきています。RPAやAIによって日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するUiPath社では、このような非営利団体のデジタル化を無償支援する活動を同社の社会的責任として位置づけ、2020年から活動を開始し、今年3月には株式会社Cogent Labsと共同で放課後NPOアフタースクールの自動化支援を発表しました。また、6月にはUiPath社の米国本社においても、「Automation for Good」というプログラムの一環として、「Pledge 1%」に参加したことを発表しました。
UiPath社は今回新たに、多様化・複雑化する社会課題に取り組む非営利団体のデジタル化を支援することで日本社会全体のDXを推進し、デジタルに投資する資金力に関わらず、すべての人がDXのロケットに乗り共に成功する未来のために、デジタル人材の育成に寄与するとともに、同社のグローバルビジョンである“A Robot for Every Person(すべての人にロボットを)”を実現したいという思いから、UiPath社とUiPath社のテクノロジーパートナー企業5社による非営利団体向けの自動化支援プログラム「UiPath DX Rocketプロジェクト」を発足しました。
UiPath社の提供するエンドツーエンドの自動化プラットフォームと、テクノロジーパートナーの提供するAIやクラウドサービスなどのテクノロジーの連携により、非営利団体の持つ多様な課題を効果的に解決し、社会課題の解決に間接的に貢献します。支援対象は、UiPath社のウェブサイトに開設したフォームより受け付け、業務効率化に課題を抱える非営利団体を幅広く支援します。
ウイングアーク1st株式会社 帳票とデータ活用・BIを基点に情報活用と業務効率を活性化させるソリューションを提供しています。4つのOCRエンジンを搭載した、保管から流通までをワンストップで実現するオールインワン型のドキュメント管理ソリューション「SPA」は、JIIMA認証製品として、電子帳簿保存法対応にも貢献できます。UiPathとの連携で紙文書のデータ化および文書管理を一気通貫に実現します。
株式会社Cogent Labs さまざまな書類をスキャンして取り込むだけで簡単にデータ化して保存ができるAI OCRサービス「Tegaki」を提供しています。印刷された文字はもちろん、これまで自動認識が難しかった手書き文字の高速・高精度の読み取りを実現し、各種申込書類やアンケート、医療機関での問診票などを含め、幅広い書類の読み取りに対応可能です。 今年3月にはUiPath社と共同で非営利団体放課後NPOアフタースクールの自動化支援の実績を発表しています。
サイボウズ株式会社 「チームワークあふれる社会を創る」という理念のもと、グループウェア「サイボウズ Office」や「kintone」などのクラウドサービスを規模や業種を問わず提供しています。これらのサービスに業務情報やコミュニケーションを集約し、他システムとのデータ連動にUiPathを活用することで、業務全体の流れを自動化でき、業務効率をより高められます。 財政的にサービス導入が難しい非営利団体や任意団体には「チーム応援ライセンス」などの特別価格を用意し、チームワーク向上を支援しています。
DataRobot, Inc. データサイエンスの民主化を実現するエンタープライズAIプラットフォームを提供しています。機械学習モデルの構築、デプロイ、管理までをエンドツーエンドで自動化する最先端のソフトウェアと世界最高クラスのAI実装、トレーニング、サポート、サクセスサービスによって、規模や業種を問わず、組織における実ビジネスの成功をサポートします。 非営利団体向けの支援プログラム「AI for Good」により、製品への無償アクセス、データサイエンティストによるサポートを提供します。
ファーストアカウンティング株式会社 経理分野に特化したAIソリューションを提供し、深層学習を活用し、会計で使われる領収書・請求書・預金通帳の読み取りサービスを提供しています。スキャナーや複合機でスキャンした請求書や、スマホで撮影した領収書をテキストに自動変換することができ、仕訳や突合業務の自動化を実現します。
支援対象:NPO(非営利)団体*
*関連団体を含め収益が500万米ドル(約5億円)未満かつ従業員が250人未満の組織
受付方法:非営利団体様向けUiPath DX Rocketプロジェクト自動化支援 お申し込みフォームから受け付け
支援内容: UiPath Community版製品を使った業務自動化の開発支援サービスの無償提供 パートナー企業による製品・支援サービスの無償または特別価格での提供 その他各団体のご状況やご要望に応じての支援提供
期間:2021年7月〜終了日未定
変化が激しく社会課題が刻一刻と変化する現代において、社会課題を解決し人々の生活を豊かにするために、非営利団体のデジタル化をはじめとした業務効率化と、それによる社会課題解決のための時間創出の社会的意義はますます大きくなっています。UiPath社とUiPath社のパートナー企業は「UiPath DX Rocketプロジェクト」の展開により、より多くの非営利団体の活動のデジタル化を無償支援することで社会貢献に参画していきます。
以上
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UiPath(NYSE:PATH)は、人間の知能をより一層高度に模倣するAIテクノロジーを開発し、企業の運営、革新、競争の方法を変革しています。UiPath Platform™は、エージェント、ロボット、人間、モデルがシームレスに統合され、自律性とよりスマートな意思決定を促進する、エージェンティックオートメーションの新時代への移行を加速します。UiPathは、セキュリティ、精度、レジリエンスを重視し、AIが人間の可能性を高めて業界に革命を起こす世界の構築に取り組んでいます。詳細については、www.uipath.com/jaをご覧ください。
株式会社アクティオ(UiPath株式会社広報代行)E-mail : uipath@actioinc.jp
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