2020年9月10日
東京発2020年9月10日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、「コロナと共に生きる時代におけるUiPath活用状況調査」の結果を公開しました。
新型コロナウイルス感染症拡大は、UiPath利用企業にも大きな影響を及ぼしました。UiPath社では、2020年7月~8月の期間、UiPathユーザーを対象に新型コロナウイルス感染症拡大に伴う働き方への影響とRPAの活用状況について調査を行いました。
今回の調査では、回答者の約9割が、新型コロナウイルス感染症拡大が事業・業務に影響を及ぼしたとしています。また、RPAは、コロナ禍でメリットをもたらした一方、直近の改善点も見えてきています。約4割がコロナ禍において、RPA導入のメリットを実感している一方、リモート環境が整備中であることにより保守が困難だったり、有人実行ロボットを実行するために出社の必要性が発生したりするなど、コロナ禍における自動化推進の改善点も浮き彫りになりました。
今後に向けて、RPAに対する期待は、ますます高まっています。今後の“コロナ共生”時代では、回答者の大部分がデジタル化を含む企業・業務変革の必要性を感じています。また、9割以上が、今後「RPAを活用していきたい」と回答しています。
紙・アナログ文化の廃止で必須となるAI-OCRの実装、リモートワークの推進を含む業務変革の手段、およびデジタル人材の育成手段として、RPAは大いに貢献できる可能性を持っています。UiPath社は今後も企業変革に取り組む企業の皆様を、ハイパーオートメーションを実現する製品・サービス群でサポートしていきます。
新型コロナウイルス感染症拡大により、「非常に影響があった」「やや影響があった」を合わせて計89.4%が、影響があったとしています。今回のコロナ禍の影響の深刻さが示されたと言えます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、貴社の事業・業務に影響を及ぼしましたか?
新型コロナウイルス感染症拡大による影響として、「リモートワークが推進された」(95.8%)や「時差出勤・シフト出勤が推進された」(67.8%)などが上位に挙げられました。従業員の出勤形態を変更した企業が多かったとみられます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、貴社の事業・業務にどのように影響を及ぼしましたか?(いくつでも)
RPA活用関与者のうち、導入によるメリットがあったとする割合は、38.7%に及んでいます。一方、なかったという回答は、5%程度と僅少にとどまっています。
新型コロナウイルス感染症拡大下において、RPAをすでに導入していたことによるメリット・または新たに導入したことによるメリットはありましたか?
RPAのメリットとして挙げられたのは、「最小限の人員で業務に対応できた」(43.8%)、「業務が継続できた」(41.7%)、「業務のミス軽減ができた」(39.6%)などです。メリットのあった業務は、「経理会計」をはじめ多岐にわたっています。
新型コロナウイルス感染症拡大下において、RPAをすでに導入していたことによるメリット・または新たに導入したことによるメリットはどのようなものですか?(いくつでも)
特にメリットのあった自動化業務はどのようなものですか?(いくつでも)
今後のコロナ共生の時代における取組みでは、「紙・アナログ文化の廃止」「リモートワークの推進」を8割が挙げた他、「業務フロー自体の見直し」も7割が志向しています。
コロナと共に生きる時代において、今後どのようなことに取り組むべきとお考えでしょうか?(いくつでも)
コロナ共生の事態において、RPAについては、「これまで以上に(またはこれから)活用していきたい」と「これまで通り活用していきたい」を合わせると、計92.5%が活用意向を示しています。これからの時代、RPAの活用は必須との認識が大勢となっています。
コロナと共に生きる時代において、RPAを活用していきたいとお考えですか?
調査対象者:UiPath利用者(業界・業種は問わず)
有効回答数:160
調査方法:インターネット・リサーチ(メールで告知後、専用調査画面に誘導、調査委託先:マクロミル)
調査期間:2020年7月~8月
以上
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