2024年7月2日
~生成AIとの組み合わせによる自動化の進化や、業務自動化の実現レベルが高い企業の動向について考察~
エンタープライズ自動化・AIソフトウェアのリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:南哲夫、以下「UiPath」)は、本日、株式会社アイ・ティ・アール(本社:東京都新宿区、代表取締役:三浦元裕、以下「ITR」)がUiPathの委託を受け客観的な調査・分析を行ったホワイトペーパー「RPAと業務自動化の最新動向~新技術が切り拓くオートメーションの戦略とビジョン~」をUiPathのWEBサイトで公開しました。
調査の結果、近年注目が集まる生成AIとの組み合わせによる自動化の進化に関して、文書処理の自動化や非構造化データの認識といったユースケースへの期待が高まっていることがわかりました。また、全社レベルで業務自動化を実現している企業はわずか13%に過ぎず、業務自動化の実現レベルが高い企業は、自動化の初期段階にあたる、自動化機会の発見に関する施策の実施率が2倍に上っています。
本ホワイトペーパーの注目ポイント:
●全社レベルで業務自動化を実現している企業は、自動化機会の発見に関わる施策を積極的に実施
多くの企業が全社的な業務変革を掲げて自動化に取り組む中、実現に至る企業の割合はいまだにわずかです。調査対象である従業員1,000人以上の大企業のうち、13%の企業のみが「全社業務レベル」での業務自動化を実現しているとした一方、36%の企業は、自動化の初期段階である「タスクレベル」の自動化にとどまっています。
全社レベルでの自動化を実現した企業に焦点を当ててみると、自動化の対象を見極めるための「発見」段階の施策の実施率が他グループの約2倍、「実行」段階ではソフトウェア同士をつなぐ、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)連携による自動化を約80%の企業が採用するなど、すべての項目において他グループの実施率を大きく上回っており、あらゆる施策において他のグループよりもきめ細かく取り組んでいる姿勢がうかがえます。
●生成AIと自動化の組み合わせでは、裏方業務のユースケースに期待
生成AIがもたらすインパクトとして自動化手段の進化が挙げられますが、中でもビジネスを下支えする裏方業務に関するユースケースに注目が集まっています。RPAを利用している企業の担当者は主に、「文書処理の自動化」(54%)、「非構造化データの認識」(47%)、顧客サポートの自動化(42%)に高い期待を寄せています。
生成AIによる自動化手段の進化は、今後のビジネスにインパクトをもたらし、AIの登場によって自動化のニーズも拡大すると予想されています。生成AIによって生み出された膨大な量・種類のコンテンツの処理や、生成AIからよりよい結果を得るための作業等、生成AI固有のタスクの増加が見込まれ、企業にとって自動化はこれまで以上にその重要性を増していくでしょう。
本ホワイトペーパーの詳細は、下記リンクからダウンロードしてご確認ください。
https://www.uipath.com/ja/resources/automation-analyst-reports/itr-rpa-report-2024
UiPath(NYSE:PATH)は、人間の知能をより一層高度に模倣するAIテクノロジーを開発し、企業の運営、革新、競争の方法を変革しています。UiPath Platform™は、エージェント、ロボット、人間、モデルがシームレスに統合され、自律性とよりスマートな意思決定を促進する、エージェンティックオートメーションの新時代への移行を加速します。UiPathは、セキュリティ、精度、レジリエンスを重視し、AIが人間の可能性を高めて業界に革命を起こす世界の構築に取り組んでいます。詳細については、www.uipath.com/jaをご覧ください。
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