2021年10月14日
ビジネス部門にワークフロー開発者を育成し、導入から1年半で76業務を自動化
ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、北海道ガス株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:大槻博、以下「北ガス」)が、RPAプラットフォーム「UiPath」を導入し、導入から1年半で12部門76業務を自動化し、年間約13,000時間におよぶ業務時間を削減したことを発表しました。
北ガスでは、働き方改革の一環として2018年6月にRPA導入に着手、4社の製品を比較検討した結果、操作性、コスト、社内システムとの親和性などを特に評価し、UiPathの導入を決定しました。ワークフロー作成ツールとしては、「UiPath Studio」を採用し、ビジネス部門のワークフロー開発で利用しています。
北ガスでは、2019年3月のUiPath導入決定後、年間30時間以上の削減効果を見込める業務を有し、期待効果が多く見込める10部門を第1次導入部門としました。この該当部門よりユーザー開発者として12名を選出し、ユーザー教育とワークフロー開発、RPA運用ルールの作成を進め、2019年10月に本格稼働を開始しました。
北ガスでは、これまでに電気の使用開始やガス工事などのお客さまからのお申し出のシステム登録、ガス機器修理統計などの集計業務など、さまざまな業務を自動化しました。初年度の2019年度は、13業務を自動化し、年間約2,300時間の業務時間削減を実現しました。その後、さらに利用部門とユーザー開発者を拡大、2020年度には76業務を自動化し、同年度は、合計13,000時間を超える業務削減時間となりました。
さらに、ワークフロー開発およびシステム管理の権限の一部をビジネス部門にもたせた結果、ビジネス部門自らRPA化業務を選定し、ワークフロー開発を行うことでRPA化の効果を早期に発現することができました。北ガスでは今後、より多くのビジネス部門でのワークフロー開発も推進し、効果発現していくために、プログラミング知識が不要でビジネスユーザーでも短期間の学習で使用可能な「UiPath StudioX」の導入、展開を検討していきます。
北ガスでは、同社グループ全体でRPA活用を推進していく方針で、すでに、LPガス・ガス機器・灯油の販売を手掛ける北ガスジェネックス株式会社での利用も開始しています。北ガスジェネックスでは、社内システムとの親和性が高かったことから、導入当初より「UiPath StudioX」を採用し、ビジネス部門でのワークフロー開発も推進しています。2022年度までに北ガスフレアスト株式会社、北ガスジープレックス株式会社の2社に追加予定のほか、さらに他のグループ会社にも拡大していく予定です。
UiPath社は今後も、北ガスをはじめとしたお客様の業務効率化支援に取り組んでいきます。
以上
UiPath(NYSE:PATH)は、人間の知能をより一層高度に模倣するAIテクノロジーを開発し、企業の運営、革新、競争の方法を変革しています。UiPath Platform™は、エージェント、ロボット、人間、モデルがシームレスに統合され、自律性とよりスマートな意思決定を促進する、エージェンティックオートメーションの新時代への移行を加速します。UiPathは、セキュリティ、精度、レジリエンスを重視し、AIが人間の可能性を高めて業界に革命を起こす世界の構築に取り組んでいます。詳細については、www.uipath.com/jaをご覧ください。
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