RPAガバナンスガイドライン(第二版:2020年12月)

UiPathとPwCあらたが共著で発行した「RPAガバナンス構築のガイドライン」と「RPAガバナンスハンドブック」が新たな内容を加えて、新しく発行されました。

  • RPAの社内ガバナンスを構築したい方

  • RPAを安全・安心に導入・利用したい方

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RPAガバナンス構築のためのガイドライン

労働人口不足や働き方改革などを背景に、労働生産性の向上があらゆる組織において喫緊の課題となっています。その解決手段の一つとして、近年多くの企業がRPAの導入を進めています。RPA導入の効果を得ている企業がある一方で、十分な管理体制や管理ルールを定めないままRPAを導入したことにより、管理者不明の「野良ロボ」問題やロボット専用IDの不正利用などといったリスクが顕在化している企業もあります。これらのリスクを懸念して導入が停滞するケースや、実際にリスクが顕在化して導入目標を達成できないケースも出てきています。このため、多くの企業で、RPAを安全・安心に導入・利用していくための仕組みであるRPAガバナンスの構築が急務となっており、参考となる基準やガイドラインが必要とされています。

PwCあらたとUiPath社は、RPAを安全・安心に導入・利用するために必要となる方針、体制、管理ルールなどのRPAガバナンスの全体像に加え、RPAガバナンスを構築する際や、それを維持管理する際に参考となる考え方をガイドラインとしてまとめ、第一版を2019年10月に公開しました。本ガイドラインの中でも最低限知っておくべきポイントを抽出し、参考となる対応事例を追加したものをハンドブックとしてまとめました。これらは、PwCあらたがこれまで監査業務や各種アドバイザリー業務で培ってきたガバナンスやリスク管理、内部統制に係る知見・経験と、UiPath社が持つ幅広い業界・規模の企業および組織におけるRPA導入ノウハウを活かしたものです。

新たに発行した第二版(2020年12月発行)では、企業における利用ロボット数の増加、クラウド版RPAの普及に伴う安全な利用方法、リモートワークへの推進に伴う業務自動化対応など社会的環境の変化や、ユーザー企業の利用動向の変化を交えて、内容を更新しています。コロナと共に生きる新たな働き方、業務改革のご参考になれば幸いです。

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UiPath活用時のサンプル事例とテンプレート

UiPath活用時のサンプルとテンプレートとして、「RPAガバナンスハンドブックに係るUiPath対応事例集」および「RPAガバナンスルール UiPath株式会社」をリリースしました。是非ご活用ください。「導入メソドロジーのテンプレート」はUiPathにおける開発および運用時に活用可能なドキュメントテンプレートです。ご希望の場合は弊社担当者までご連絡ください。適切なテンプレートを提供いたします。

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※関連ウェビナーも公開しております。ぜひ下記URLからご視聴ください。「RPAガバナンス構築のためのガイドライン(第2版)」活用のポイントウェビナー

※「RPAガバナンス構築のガイドライン関連資料に関する利用許諾規約」をご確認ください。