[現象]
OrchestratorからUnattended Robotでプロセスを起動すると、COMException (0x80070520)エラーでプロセスの実行に失敗する。
[発生条件]
次の条件を全て満たしている場合に本現象が発生します。
[ワークアラウンド]
次のいずれかの方法で、当現象を回避することが可能です。
- settingsの"LoginToConsole"を"True"に設定するか、Orchestrator(v2018.1以降)で、使っているUnattended RobotのRuntimeの「Login To Console」を「Yes」に設定する。UiPath.settingsの設定手順についてはこちらをご覧ください。 https://robot.uipath.com/docs/uipathsettings-file-description
- 該当するUnattended Robotマシンに適用された、「CVE-2018-0886 の CredSSP の更新プログラム」パッチを削除する
[恒久的な解決策]
- 上記の[発生条件]に適合する環境でもUnattended Robotが正常に動作
するためのUiPath Platformの更新版はすでにリリース済です。
- 2016.2に関しては、2016.2.6655、2017.1に関しては、2017.1.6656、2018.1に関しては、2018.1.3へのアップデートにて解消されます。
- 本事象の解消にはUnattended Robotに更新版を適用する必要があります。検証環境にて、UiPath Platformの更新版を適用し、Unattended Robotの動作検証を十分に行った上で、本番環境への更新版の適用を
お願いいたします。
- 可能な限り、Studio・Attended Robot・Orchestratorマシンに対しても更新版を適用することを推奨いたします。
[お問い合わせ先]