価値を証明し、基礎を確立し、開始する
自動化のジャーニーを始めるには、強力な概念実証（PoC）をおこなって組織に自動化の価値を証明し、初期チームとテクノロジーの基盤を構築して、初めて訪れるベストなチャンスをとらえるよう努力する必要があります。関係するものは次のとおりです。
概念実証（PoC）を成功させて、会話を始める
企業がいきなり自動化の世界に飛び込むことはめったにありません。まずは評価したいと考えるのが普通です。したがって、自動化を会社で推し進める場合は、その価値を証明する必要があります。
語るのではなく、見せる
自動化の力を実証する良い方法は、PoC を完了することです。PoCをおこなう際は、特定のプロセスと問題点に焦点を当て、自動化が効率、処理能力、および全体的なパフォーマンスを向上させる方法を明確に示していることが重要です。
次に、流れを作ります
すべての人、特に上級管理職と経営幹部に PoC の優れた結果を伝えます。これにより、初期自動化のセンター・オブ・エクセレンス（CoE）を確立し、追加のプロジェクトを進めるために必要なコミットメントを確保できます。
チームと管理フレームワークを構築する
ステージ 1 では、スケールアップされた自動化の基礎を築く必要があります。
センター・オブ・エクセレンス（CoE）を設置する
ステージ1では、多くの組織が、組織全体の自動化プロジェクトの開発、展開、管理、および測定を担当する自動化CoEを確立します。一部の企業では、自動化のスペシャリストをさまざまな機能分野に分散していますが、CoE を使用すると、スケーリングとエンドツーエンドの自動化がはるかに簡単になるため、ベストプラクティスとして推奨しています。
コアチームを作成する
少数の熟練した RPAデベロッパーと実装マネージャーから始めましょう。成功した実績が増えるにつれて、チームもより多くのRPAデベロッパーや実装マネージャー、ソリューションアーキテクト、ビジネスアナリストなどが含まれるように拡大します。
プロセスとロールも確立する
ここでは、誰が何を行うか、自動化プロジェクトを実行する方法、パイプラインを構築するために使用する選択基準、および先に進むために必要なドキュメントを明確にします。また、時間をかけて品質を維持し、影響を測定するための計画を立てます。
ウェビナー
自動化のジャーニーを始める際に役立つ実用的なヒントを当社の経験からお知らせします。（英語）
自動化のジャーニーを始めた企業、Volkswagen Financial Services から、最初の自動化を計画、実装、管理するためのベストプラクティスを1時間学びます。
ビジョンをサポートできるテクノロジープラットフォームを選択する
組織の変革につながる本格的な RPAのジャーニーに取り組む場合は、RPAの機会を発見することから、自動化の開発、管理と測定に移行できる自動化プラットフォームが必要です。これらはすべて、UiPath Platform に組み込まれています。
UiPath Platformを使ってより多くを自動化する
パイプラインを構築し、成功を拡大する
あなたは基盤を築き、チームを構築しました。次に、自動化パイプラインを構築し、その最高の機会を獲得しましょう。
役立つテクノロジーを入手する
アイデアのクラウドソーシング、企業全体の機会を見つけるためのプロセスの分析、最も有望なプロジェクトの優先順位付けに役立つテクノロジーがあれば、優れたパイプラインの構築が非常に簡単になります 詳細については Automation Hub をご確認ください。
最高の機会に焦点を当てる
最初のプロジェクトの高い投資対効果（ROI）が比較的簡単に得られることを確認してください。それによって、成功の実績を積み重ねることができます。
ガバナンスを設定し、自動化スコアカードを確立する
高いところから「目を向けさせる」
この最初のステージでは、エグゼクティブスポンサーを獲得し、運営委員会を設置してサポート、リソース、監督、ガバナンスを提供することで、自動化イニシアチブを形式化することをお勧めします。
スコアカードを用意する
このグループは、自動化の取り組みが生産性、効率性、投資対効果（ROI）の向上につながっていることを継続的に証明する必要があります。したがって、今こそRPAスコアカードに同意し、測定アプローチを設定するときです。
関連資料
自動化を提供している企業がどのように自らを自動化しているか（英語）
UiPath の従業員の真価は、自社のテクノロジーをどれだけ使いこなしているかにあります。UiPath のベスト プラクティスに関する詳細をご参照ください。
こちらもご覧ください
ホワイトペーパー
RPAの真のビジネス価値を特定する（英語）
企業がどのように自社の自動化のジャーニーを開始し、顧客満足度・従業員満足度と効率性の向上を両立させ、競争を飛躍させる新しい方法に到達したかを見てみましょう。
